季節限定「赤司日田羊羮本舗」の「赤司のゆず羊羹」

明治24年創業、羊羹の専門店

日田といえば「日田羊羹」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。日田の定番のお土産といっても過言ではないでしょう。その「日田羊羹」の元祖がこちらの「赤司日田羊羮本舗」。明治24年(1891年)創業の羊羹の専門店です。

※お店についての詳しい情報は下記記事を参考にしてください。

最も人気、且つ定番の商品であるのが創業当時から変わらぬ製法で作られている「一枚物・流し」。日が経つにつれ羊羹の表面、中身が白く糖化(結晶化)して、食べたときにシャリシャリとした食感なのが特徴です。

一枚物・流し」以外の商品では「大納言」「塩」「小豆こし」「白雪大納言」「ゆず」「抹茶」などさまざまなバリエーションあり。なかでも季節限定の「ゆず羊羹」は人気あり。

ゆず羊羹」は秋~3月頃までの間に登場します。

上品なゆず風味の羊羹

タイミングよく「ゆず羊羹」を販売している期間に訪れることができたので購入してみましたよ。

  • 赤司のゆず羊羹(1,300円)

こちらの羊羹はよく見られるアルミパック入りなのですが等間隔おきに切り口がついているのがちょっと珍しい。このタイプは初めて見ましたね。

説明にあるように、まずはやや上へ捻って切れ目を入れます。

そして横方法へ裂くとほどよい1カット分が現れると。なかなか便利ですね。

さて、肝心の羊羹ですが、白手亡餡の羊羹に自家製「ゆず練り」を加え練り上げた一品ということで黒ではなくやや白っぽい色をしております。

アルミパック入りなので「一枚物・流し」のように糖化することはなく滑らかな状態のまま保たれています。食べると白手亡餡の柔らかい甘さとともにゆずの上品な香りが漂って何とも言えない美味しさ。

定番の小豆の羊羹ももちろん美味しいのですがフレーバードの商品もまた違った魅力がありますね~。特にゆずのような柑橘系との組み合わせは意外な美味しさに気付かされるのが面白い。

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