130年以上続く日田の老舗「松浦松翁堂」のそば饅頭

創業明治25年の老舗和菓子店

日田の和菓子店「松浦松翁堂」を訪問。お店は銭渕橋という橋の袂にあり、背後には鵜飼いで有名な三隈川が流れています。

「松浦松翁堂」の創業は明治25年（1892年）。130年以上の歴史がある老舗の和菓子店なのです。店内に飾られた数々の賞状からも歴史の古さが感じられます。

日田といえば「日田羊羹」ですよね。いくつか種類がありますが「流し羊かん」はアルミの包装がなく密閉されてないので日が経つごとに表面が結晶化して食感や風味の変化が楽しめます。パッケージもやや上品な感じがしますね。

こちらも日田の名物で有名な「そば饅頭」。「日田羊羹」に比べるとやや知名度が劣るかもしれませんが高い人気を誇っているんですよ。

その他「松浦松翁堂」ではオリジナルのお菓子がいろいろと豊富に揃っています。特に人気なのがこちらの「亀山（きざん）」と「日田どん」。

亀の甲羅をイメージした「亀々もなか」もおすすめ。名前がかわいいですね。

詰め合わせもありますよ。

そばの存在感が光るそば饅頭

というわけで「そば饅頭」を購入しました。パッケージには太く力強い「そば饅頭」という文字。

他のお店のそば饅頭も食べましたが「松浦松翁堂」のそば饅頭が最も色が濃いのではないでしょうか。他はもう少し白っぽい色だったように思います。

中は他と同様に口当たりの滑らかなこし餡が入っています。色が濃いだけあって生地から漂うそばの風味の存在感が一際増しているように感じます。なかなかに特徴のあるそば饅頭ではないでしょうか。

この辺りには歴史の古い和菓子店がたくさんあるのですがここ「松浦松翁堂」もそのうちの1つ。「そば饅頭」や「日田羊羹」をはじめ魅力のある和菓子が豊富に揃っているので日田を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

店舗情報

住所	日田市隈1-3-31
営業時間	9:00～18:00
休日