佐伯の「バッファロー」で食べた「エスカロップビーフ定食」

スナック街の老舗ステーキハウス

佐伯市街の城東町にある「新町通り」の入り口。

およそ300mほどの通りにスナックや居酒屋がビッシリと軒を連ねています。まだ時間が早いのか人通りは全くありません。といってももう7時前なんですけどね・・・

今日はその「新町通り」で営業する「ステーキハウス バッファロー」というお店に晩ごはんを食べにやって来ました。

なんと創業は昭和27年だそうですよ。てことは今年(2022年)で70年目ってことですか。凄いね。しかし、それにしては県内でもあまり知られてないような気がするのですが、やはり佐伯だと寿司をはじめとした海産物が取り上げられることが多いからでしょうか。

ステーキをメインに洋食メニューを展開しているようですが、カツ丼など和食メニューもあり。「オヤコ丼」とカタカナ表記してるのが何だか微笑ましい。

というわけでさっそくお店に入ってみましょう。

店内へ入っての第一印象は「バーのような雰囲気」。

入って正面に4席のカウンター席(ただ、このとき使用されていたのは3席)。

そして左手には小上がりの席が数席というすごく小さなスペース。ただ、入り口に「会食16名様OK」って書いてたんだけど、16人も入るのかな?

初見のエスカロップビーフ

メニューですよ。まずは写真入りでステーキ。「ヒレステーキ」や「サーロインステーキ」の他、おすすめで「オックス・テール」「タンシチュー」など。美味しそうですねー。

定食メニューもあるので「1人で晩ごはんを」というときなどはありがたい。中でも「エスカロップビーフ定食」というのが気になる・・・

その他、焼肉、洋食、和食などなかなか種類が豊富です。

この日は初見の「エスカロップビーフ定食」を注文。調べてみると「エスカロップ」とはポークカツにドミグラスソースをかけた根室市のご当地料理なんだとか。

エスカロップは、ケチャップライスまたはバターライスにポークカツを乗せてドミグラスソースを掛けた料理。北海道根室市のご当地料理で、略してエスカとも呼ばれる。

Wikipediaより引用

ただ、こちらのメニューでは「エスカロップビーフ定食」となっているのでポークではなくビーフを使ってるんでしょうね。

いったいどんな料理なんだろう、と想像しながらまず最初に出てきたコーンスープとサラダをいただきます。

サラダを食べ終わった頃に「エスカロップビーフ」が登場。おお、これはちょっと意外! トルコライス的なものをイメージしてたのですが、ご飯はお皿に別に盛られていてビーフカツレツは鉄板で出てきました。

  • エスカロップビーフ定食(1,700円)

ビーフカツレツにはデミグラスソース、さらにチーズが振りかけられています。付け合わせにニンジン、インゲン豆、パスタなど。

お肉はすごく柔らかくてナイフを押し付けるだけで切れるほど。一口食べると、何コレめちゃくちゃ美味しい。特にデミグラスソースがとっても味わい深い。また、チーズの控えめなアシストがいいんですよね。よく、これでもか、とチーズをトッピングした料理がありますが個人的にはほどほどに留める程度の方が好き。

そして濃いめの味付けなのでご飯が進みます。ステーキハウスということですが定食仕立てになったメニューがあるので1人で気軽に晩ごはんを食べることができるのは嬉しいですね。

いやいや、いいお店があるじゃないですか。70年も続く老舗で料理も美味しい。すごく貴重なお店だと思いますよ。もっと多くの人に知って欲しいですねー。

店舗情報

住所 佐伯市城東町3-30(新町通りピノキオ会館1F)
営業時間 17:00~1:00
休日
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