佐伯が誇る老舗、自家焙煎コーヒー店「カフェ・ド・ランブル」

店名は銀座の名店から

佐伯の老舗喫茶店「CAFE DE L'AMBLE(カフェ・ド・ランブル)」へ。

お店へ行くには国道217号線から宮崎太陽銀行佐伯支店の細い路地を北に入ります。

路地に入り最初の交差点の手前にある蔵のような建物がお店。一応看板があるのですが植木に隠れて見えにくいので気付かず素通りしてしまいそうな隠れ家的喫茶店。

こちらが入り口。道路からだと分かりにくいので知らなかったらお店だと気付かないかもしれませんね。

純和風な外観に対して店内は上品な老舗喫茶店の雰囲気。

テーブル、イス、食器棚、照明、壁掛け時計など1つ1つが

店名を見てコーヒー好きに人ならすぐにピンとくると思いますが、実はこちらのオーナー、銀座の名店「カフェ・ド・ランブル」でコーヒーを学んだんだそうです。そして佐伯でお店を開くにあたり店名を使用する承諾を得たのだと。

ブラン・エ・ノワール(琥珀の女王)

こちらがメニュー。ストレートコーヒーには6種の単一豆とブレンド。アレンジコーヒーには「ウインナーコーヒー」「カフェ・オーレ」「水出しコーヒー」など。銀座の「カフェ・ド・ランブル」でお馴染みの「ブラン・エ・ノワール(琥珀の女王)」の名前も見られます。

銀座のお店に比べると値段は6割~7割程度に抑えられているかな。そりゃ、やっぱり銀座と佐伯では同じになるのは無理があるだろう、とは思いますが美味しいコーヒーがこの価格で飲めるというのは非常に良心的ですよね。

まずはストレートコーヒーから「COLOMBIA SUPREMO(コロンビア スプレモ)」を。ケーキを注文しようと何があるのか聞こうとしたのですが「シュークリーム」しかない、ということなのでその「シュークリーム」をいただきました。

  • COLOMBIA SUPREMO(500円)
  • シュークリーム(300円)

さっくりとした食感の生地に甘いカスタードクリームたっぷりの「シュークリーム」。素朴な味で美味しい。

コーヒーはネルドリップで丁寧に淹れてくれます。落ち着いた雰囲気の中でシュークリームを食べつつ香りのよいコーヒーを飲むのは至福の時間ですねー。

ちなみにグラスがオリジナルなのですが・・・

よく見るとスプーンにも「L'Amble」の文字が。

最後に「ブラン・エ・ノワール(琥珀の女王)」もいただきました。グラスで飲む冷たいコーヒーのとエバミルクの組み合わせ。コーヒーのみグラスに入った状態でテーブルに運ばれ、その場でエバミルクを注いでくれます。コーヒーはかなり甘く、比重でエバミルクが上部に浮かぶのです。

実はコーヒー豆の焙煎の行程などをこちらのお店で教わったという「coffee 5」でもこのメニューを提供しています。佐伯という小さな町で「ブラン・エ・ノワール(琥珀の女王)」を扱うお店が2軒もあるというのはなかなか珍しいことなのではないでしょうか。

コーヒーを飲んでいる間、年配のお客さんが1人、また1人とやってきてオーナーと楽しそうに会話しているのが印象的でした。地元の人に親しまれているお店なんだな~、と実感。

居心地よくコーヒーも美味しい、何度も通いたくなるお店。佐伯に来たらぜひ訪ねてほしい喫茶店です。

店舗情報

住所 佐伯市中村西町1-28
営業時間 11:00~21:00
休日
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