販売は無しかも、とダメもとで行くと・・・
以前、大分の特産品を販売しているトキハ本店の地下2階でレトロな手作り飴を見かけたんですよ。
で「どこの商品だろう?」と調べてみると佐伯の「菊水製菓」と。ところがネットで調べてもほとんど情報が無い。Googleマップを見ても僅かにある写真は古いものばかりで、ストリートビューで確認すると「これはもう、ここでは製造のみで販売はしてないのかな・・・」という印象(2022年1月時点)。
で今年(2022年)の4月に佐伯を訪れた時にダメもとでお店にいて見ると・・・ 「あ! お店がある!」。いや~、やっぱり実際に行ってみるもんですねー。すっかり開いてないと思い込んでいただけにめちゃくちゃ嬉しい。
「菊水せんべい」と大きく書かれてますが、せんべいの方が有名なんでしょうか。
ワクワクしながら店内へ。簡素で小さなスペースには手作りのお菓子がいろいろと並んでいます。
こちらが目的の手作り飴。手書きのパッケージがなんともほのぼのとしていいですね。1つ350円なのですが、この日は月曜日でハッピーマンデーということで300円になってました。ラッキーですね。
トキハでは「いもあめ」と「カボスあめ」の2種類のみでしたが、さすが製造している店舗だけに販売している種類も豊富。全部で9種類ありました。
せんべいも確かにいろんな種類の商品が売られています。佐伯では「臼杵煎餅」を作っているのはこちらのお店だけなんだとか。
9種の飴をコンプリート
というわけで全9種類の飴を購入。着色料、甘味料などは使われていない手作りの飴なので1つ1つの大きさや形が不揃いなのが特徴。
■いもあめ
ストレートに芋の味がするわけではないのですが、何とも言えないまったりした味で個人的にはかなり好きです。しかし「さつまいも粉」が入ってるようですがこんな真っ黒い色になるんだね。不思議ですねえ。
■カボスあめ
大分県らしいカボスを使った飴。レモンほど酸っぱくない、みかんほど甘くない、ほどよい加減の甘酸っぱさでこれもけっこう好きな味ですね。
■いちごあめ
べっこう色だけど食べると確かにイチゴの味。甘すぎず爽やかなイチゴの風味を感じるのが手作りのいいところですね。
■ユズあめ
ちょっと白みがかった色が特徴。すっきりとしたユズの風味が印象的。ちなみに色がかなり白っぽい塊の飴は柔らかくてソフトキャンディのような食感なんですよ。で、これが美味しくてクセになりそう。全部がそうではなく一部なのが手作りらしいところでしょうか。
■しょうがあめ
甘さの中にしょうがのピリッとした辛さを感じます。子供は意見が分かれるかもしれませんが大人は好きそうな味です。
■くろざとうあめ
濃厚な黒糖の甘さに癒されます。これが一番甘さを感じるんじゃないかな。ユズあめと同様、一部柔らかい白っぽい塊の飴があってついつい選びがちw
■ニッケあめ
甘くスパイシーな風味が特徴のニッキの飴。これも人によって好みに差がありそうですが好きな人は好きなんですよね。
■はちみつあめ
ふんわりと漂う蜂蜜の風味と優しい甘さが印象的。9種類の中では最も王道の飴といった味ではないでしょうか。
■のどあめ
ハーブのスーッとする爽やかな後口が印象的。確かにのど飴ですね。
■しょうがせんべい
こちらはおまけでいただきました。上品な甘さの中にピリッと辛味が効いた昔懐かしい生姜風味の煎餅です。今度行ったらぜひせんべいシリーズをコンプリートしたいですね!
店舗情報
住所 | 佐伯市女島7154 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
休日 | 土日 |