お店へのアクセス
佐伯市街から浅海井にやって来ました。目的はズバリ「塩湯」の「海鮮丼」。のどかな海岸線を眺めながらお店に向かいます。
地元の人なら車で行くのだと思いますが、旅行者だとなかなかそういうわけにはいかないのでバスかタクシーで行くことになると思います。
今回は行きはタクシー、帰りはバスを利用しました。ちなみに「佐伯シティタクシー」を利用したのですが、スピードがかなり遅くて(たまたまそのタクシーだけがそうだったのかもしれませんが)結局バスで行く場合と同じくらい時間がかかったんですよね。料金は2,700円(バスなら400円)でした。
バス(佐伯市コミュニティバス)を利用するのであれば佐伯駅前から上浦線のバスに乗り、最寄り駅の「浪太」まで約20分ほど。本数が少ない(平日:6便、土曜:4便、日祝:2便(2022.4.29現在))ので事前に確認しておきましょう。
「浪太」のバス停からはもう「塩湯」の姿が見えますよ。車が停まっている先の右奥にある黒い平屋の建物がそう。
目の前は小さな港(浪太港)の景色が広がっています。
「塩湯」はその名の通り、海水をろ過して沸かしたお風呂に入ることができる天然海水風呂として営業しています。さらにオーナーは漁師ということで獲れたての魚介類を併設の食堂で食べることができるのです。
というわけで「塩湯」に到着。
右側の建物がお風呂のようです。
そして左側に併設の食堂。
お店の雰囲気やメニューなど
食事は11時から、お風呂の利用はそれより1時間早い10時からとなっています。
こちらのお店、どうも凄い人気のようで昼時などは行列覚悟らしく、特に週末は2、3時間待ちになるんだとか。というわけで早めに行こうということで、この日は11時前(10時40分ごろ)にお店に到着。連休前の平日ということもあってかまだお客さんの姿は見えません。しかし順番待ちの名前を記入する用紙を見ると既に2組(4人)の名前がありました。急いで自分も名前を書き込み、取り敢えず一安心。オープンしたら待たずに入店できそうです。
オープン時間の11時になるとスタッフが順番に名前を読み上げます。自分の名前が呼ばれたら店内へ。
入って左手にテーブル席が数卓。
奥には1卓ごとに仕切られた小上がりの席も。
小上がりの席からは海岸の景色が見えますよ。いいですね~、海を眺めながら美味しい魚を食べられるなんて最高じゃないですか。
メニューです。ごはんもので丼物、定食が数種類ありますが一番人気は「海鮮丼」。他にもやきもの、さしみ、あげものなどいろんな一品料理があるので、グループで来たならごはんものの他にいくつか注文してシェアして食べるとよいのではないでしょうか。
お店のHPなどは無いようなので詳しい情報はこちらを参考にしてください。
注意書きあり。「当店はひじょーに時間がかかります」とある通り混むときは数時間待ちを覚悟した方がよさそうですよ。
この日は開店時間前に来て先客が2組あったものの、その後は特に混み合うことはなくお店に着いたらすぐに入店できるような状態でした。ただ、スタッフに聞いたところ、週末ほどではないにしても平日でも混むときは混むんだそうです。この日はたまたま空いてたんだとか。やっぱり連休前の平日だったからかな?
あと、気になったのが「水槽では泳がないでください」って泳ぐ人いるんかw
ちなみにこれが水槽。
中には伊勢エビや牡蠣など獲れたばかりの魚介類がおります。
この豪華さにして衝撃の安さ
さて、当然のごとく「海鮮丼」を注文してできあがるのを待ちます。こちらは突き出し。
開店後の第一陣ということもあってか、それほど待つことなく「海鮮丼」が運ばれてきました~。いや、これは凄い! 既に写真でも見てましたが実際に見るとやっぱり凄い迫力。めちゃくちゃ豪華ですよ~。
- 海鮮丼(1,200円)
もう完全にご飯が見えません。いったい何種類の魚介が使われてるんだろう。これで値段が1,200円って・・・「ちょっと何言ってるか分からない」。普通なら余裕で2,000円以上、いや3,000円でもおかしくないくらいですよ。佐伯恐るべし・・・
あら汁が付いてるのがまた嬉しい。
取り皿が付いてるので大きなやつはお皿へ移動。
というわけでアジの姿造りとエビのマヨネーズ焼きはお皿へ。
これでちょっと食べやすくなった・・・ってまだご飯見えませんw
アジとエビの下からは琉球が出てきましたよ。ここで琉球をもってくるか、どれだけ豪華なんや。
アジ、ブリ、タイ、サヨリ、ウニ、イクラ、琉球など(間違ってたらゴメンナサイ)盛りだくさん。獲れたての新鮮な魚を使ってるのでうまいに決まってます。
天ぷらまでのってる。
ウチワエビですよ。
さらには佐伯の名産ヒオウギ貝まで食べられるとかなんて贅沢な海鮮丼。全て美味しくいただきましたよ~。
これだけバリエーション豊富だと当然ボリュームもあり。もうお腹パンパンです。
「お腹いっぱい、もう食えない~」な状態だったのに入り口で見た「塩ソフト」がどうしても気になって追加で注文してしまいました。
塩抹茶と塩バニラのミックス。塩を使ったソフトクリームという、こちらも「塩湯」の人気商品なんだとか。
- 塩ソフト(ミックス)(300円)
食事の後はスタッフが食器を下げてくれるのですが「返却口にもっていってくれると助かります。」ということなので、忙しそうにしていたら自分で下げましょう。
お寿司やあら煮、フライなどテイクアウト用の料理も販売していました。これも安い。ランチで来たなら晩ご飯用に買って帰るのもいいかも。
お店から佐伯市街へ
というわけで美味しい海の幸を堪能してお腹いっぱいでお店を後にしました。ごちそうさまです。
帰りもバスを利用するなら「浪太」から乗って佐伯市街へ行くことができます。
「西田病院」行きのバスに乗ります。ただ本数はご覧のように少ない(2022.4.29現在)ので帰りの時間に合わせて調べておきましょう。
店舗情報
住所 | 佐伯市上浦大字浅海井浦2920-3 |
営業時間 | 風呂 10:00~22:00 食事 11:00~20:30 |
休日 | 水 |