日田焼きそばの元祖「想夫恋(そうふれん)」に行ってみた

総本店はファミレス並みの大型店

大分のB級グルメとして有名な「日田やきそば」。その「日田やきそば」の元祖と言われる「想夫恋(そうふれん)」に行ってきました。

想夫恋(そうふれん)」は昭和32年(1957年)に日田の三本松で創業。「想夫恋焼き」と呼んで麺をパリッと焼いた独特の焼きそばを提供しています。現在はチェーン展開してメニューでは「焼きそば」となっていますが、三本松の本店では今でも「想夫恋焼き」と表記されています。

創業地の日田の他、大分、別府、中津、さらには福岡、佐賀、熊本、京都、名古屋、横浜など県外にも展開しています。元祖であるとともにその規模の大きさもまさに日田やきそばの代表格。

日田市内にも5店舗ほどお店があるのですが、今回は国道212号沿いにある「想夫恋 総本店」に行ってきました。

さすがに規模がデカい。まるでファミリーレストランのような店舗です。

店内も広くテーブル席が多数。奥には小上がりの席も見えます。

キッチンの前にはカウンター席もあり。

こちらが看板メニューの「想夫恋」焼きそば。基本のメニューの他にも野菜の餡掛けの「特製焼そば」、太もやしを使った「焼そばベジター」、またサラダ、ライスなどが付いたセットメニューもあります。

想夫恋 総本店」で面白いのはラーメン、チャーハン、点心など中華料理メニューが充実していること。お店がファミレス並みの規模で家族連れのお客さんなどがけっこう来てるみたいなので、確かに焼きそばだけ食べてる帰る、だとちょっと味気ないですもんね。

「焼そば」には「生玉子」「目玉焼き」などがトッピング可能。「しそ」「山芋」「スパイスカレー」といったちょっと変わり種もあります。

日田焼きそばにはラーメンスープが付いてくるお店が多いのですが「想夫恋 総本店」では有料の単品扱いで注文することができます。「とんこつスープ(いわゆるラーメンスープ)」の他「トマトスープ」「コーンスープ」「玉子スープ」などのバリエーションあり。

パリパリとモチモチの食感の焼きそば

注文したのは「焼そば(豚骨スープ付き)」それに「目玉焼き」のトッピングを付けました。最初から豚骨スープが付いたセットですが「焼そば」に単品でスープを付けても同じ値段です。

日田で焼きそばのお店を数軒回ったのですが、焼きそばを提供する際に店名入りのお皿に盛るケースと鉄板に盛るケースの2つに分かれるんですよね。「想夫恋 総本店」では鉄板に盛られて出てきました。

  • 焼そば(豚骨スープ付き)(1,150円)
  • トッピング(目玉焼き)(150円)

紅生姜や調味料はお好みで。

豚骨スープなんですがワカメが入ってますよ。スープはかなり濃厚な味です。

トッピングの目玉焼きは半熟状態。黄身を崩していただきます。

具は大量のもやし、豚肉、少量のネギ。麺は鉄板に押し付けてパリパリになるまで焼くのが特徴。炒めるのではなく本当の意味での焼きそばというわけですね。

ただし麺全体がパリパリになっているのではなく堅くなっている部分と柔らかい部分が混在しているので、食べたときにパリパリの食感とモチモチの食感が一体となるのが人気の秘密。そこにもやしのシャキシャキ感も加わって何とも言えない美味しさです。

さすがにチェーン展開しているお店だけあって自宅で焼きそばが楽しめる関連商品なども販売しています。お土産用にもいいのではないでしょうか。

店舗によってメニューが違ってくるようなので他のお店にも行ってみたい。次回はぜひ三本松の本店で食べてみたいですねー。

店舗情報

住所 日田市若宮町416-1
営業時間 11:00~22:00
休日
リンク 日田焼そばの想夫恋
MAP
おすすめの記事