大分の郷土料理「とり天」発祥の店「レストラン東洋軒」

元祖とり天で知られるレストラン

別府の超有名店「レストラン東洋軒」へ行ってきました。

2階建てのかなり大きな店舗で駐車場もあり。

なにが有名なのかといえば、大正15年(1926年)創業というかなり古いお店であることもそうなのですが、それ以上に「とり天発祥の店」というのがその理由。

中華料理店、ファミリーレストラン、うどん・そば店など大分では当たり前のようにさまざまなお店のメニューで「とり天」を目にしますが、ここがその元祖と言われているお店なのです。

ただし諸説あって、鶴崎の「キッチンいこい(現在は「とり天いこい」)」が発祥だという意見もあり。しかしどちらかというと「レストラン東洋軒」の方が認知度が高いでしょうか。

人気店だというのは知ってましたが予想以上。平日にもかかわらず開店前から行列ができるほどですよ。すごいですね。

入り口の前に順番待ちのシートがあるのでこちらに名前を記入して開店を待ちます。

開店時間になると順番に店内に案内されます。

店員さんに名前を呼ばれたら店内へ。

案内された席に座ります。さすがに広い。2階にも席があるみたいなのでかなりの収容人数なのではないでしょうか。

元祖「とり天」の味はいかに?

こちらがメニュー。もともと中華料理・欧風料理のレストランとして開業したそうなのですが、現在は中華料理のメニューがメインみたいですね。

しかしほとんどのお客さんが注文するのはやっぱりこれ「とり天」ですねー。オーソドックスなとり天の他にも「柚子とり天」や中華料理とのセットなどもあるようです。詳しいメニューはお店のHP(後述の「店舗情報」参照)に記載されています。

初めて来たのでやはり基本から、ということで「本家とり天定食」を注文しました。しかし1,430円というのは本家というだけあってかなり強気の値段設定ですね。スープがないとはいえ「とり天いこい」だと730円なのでほぼ倍の値段。

  • 本家とり天定食(1,430円)

味噌汁ではなく玉子スープというのが中華料理のレストランらしいところですねー。

とり天のつけダレには東洋軒オリジナルの「かぼす酢醤油」。こちらお店で販売もしていますよ。

さて、それではタレとからしを用意していだたきます。

とり天はお店によって形や調理用がさまざまですが「レストラン東洋軒」のとり天は形がやや平らなのが特徴。お肉を包む衣もしっかりついている印象です。

衣には卵、小麦粉、片栗粉が使われているいるらしく、お水は全く加えていないんだそうです。揚げたてのとり天は外側がサクッと、中はジューシーで柔らかくて旨い。それにオリジナルのタレからほんのり漂うカボスの風味もいいですね~。さすが元祖を名乗るだけあり噂に違わぬ美味しさでしたよ。

レストラン東洋軒」は別府駅近くの「トキハ別府店」にも支店があるようです。こちらはアクセスがよいので車でない場合は便利ですね。次回はぜひ「柚子とり天」を食べてみたいですねー。

店舗情報

住所 別府市石垣東7-8-22
営業時間 11:00~22:00
休日
リンク 中華料理レストラン東洋軒
MAP
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