鮮やかなパープルのパッケージ
大分のお土産といえばやっぱりざびえる本舗の「ざびえる」が有名。
いつ頃から販売されてたのかちょっとよく分からないんですよね。「ざびえる」はずっと前から知ってるんですが、いつの頃からか「瑠異沙(るいさ)」も見るようになりました。少なくとも「長久堂」の頃からあったはず・・・
※「ざびえる」は元々「長久堂」が製造していたが2000年に破綻。その後、2001年に新会社のざびえる本舗が製造を引き継いだ。
高級感のあるブラックの「ざびえる」に対してこちらは鮮やかなパープルのパッケージが印象的です。
上品な甘さのすみれ色の餡
大分県佐伯市宇目に眠る切支丹少女の面影を偲ぶ銘菓「瑠異沙」。バイオレットリキュールで香り付けしたすみれ色の餡を、ミルクとバター風味のカステラ生地でくるみ、アルミホイルに包んで焼き上げました。口の中に広がる淡いすみれの香りと、やさしい口当たりは、女性にとても人気です。
ざびえる本舗 公式HPより引用
「瑠異沙」というのは佐伯市宇目にある「重岡キリシタン墓(るいさの墓)」に眠るキリシタンの少女(と思われる)に因んでいるんだそうです。
凝灰岩でできたこの墓は、「るいさの墓」とも呼ばれる。墓碑の長さは180㎝、幅86㎝、軸部の高さ27㎝の平型の伏墓で、県下で最大のキリシタン墓である。
カトリック大分司教区Webサイトより引用
墓碑に記されている「るいさ」とは人の名前ではなく、洗礼名であろう。おそらく、ルイザ(Luisa)ではないかと思われる。
カトリック大分司教区Webサイトより引用
こちらはバラマキ土産にぴったりの3個入りです。他に6個入り、12個入り、18個入り、24個入りなどがあります。
「瑠異沙」は個包装されたうえさらにアルミ箔で包まれているという、なかなか繊細なお菓子。
パッケージが淡い紫色なのですが、生地の中の餡もバイオレットリキュールで香り付けされたすみれ色というこだわり。優しく上品な甘さの餡とバター風味のカステラ生地が何とも言えない美味しさです。
「瑠異沙」は大分駅のお土産販売コーナー、またトキハの地下2階などでも販売されています。ネットでも購入可能ですよ。