大分のおみやげと言えば「ざびえる」ですよ

県外ではあまり知られてない?

大分のお土産って県内の人と県外の人でわりとイメージする商品が違うような気がするんですよね。

県外での大分に対する印象はやっぱり温泉だとか関アジ・関サバだとかだったりするので、お土産もそれに関連したものをイメージするみたい。

でも大分県在住の人がまず思い付くのは「ざびえる」ではないでしょうか。少なくとも自分は「何か商品名をあげて」といわれたらこれですね。しかしお土産で県外の友人にあげると「初めて知った」というケースがよくあるんですよ。

こちらがその「ざびえる」です。お土産屋さんではまず間違いなく置いてますね。

バラマキ土産にピッタリの5個入りもあり。これ安くてパッケージもいいのでかなりおすすめ。

「ざびえる」は当然ながら「フランシスコ・ザビエル」からきてるわけですが、普通「長崎」をイメージするんじゃないでしょうか。そもそも何で大分で「ざびえる」? というのはこちらがその由来。

天文20年(1551年)豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルは、大友宗麟の庇護を受け、神の教えを広めると共に、小学校や大病院を次々に建て、府内の街(現在の大分市)に、南蛮文化の花を咲かせました。その功績を讃えて、和洋折衷の菓子・南蛮菓「ざびえる」が誕生しました。

ざびえる本舗 公式HPより引用

と、少なからず大分にもそういった関りがあったんですねー。

金と銀の2種類

こちらは6個入りの商品。この異常に高級感のあるパッケージが面白いんですよね。そんなに高くないし手軽に食べられるという印象なのですが、「ざびえる」を知らない人お土産にあげると一瞬「えっ?」という顔をされます。

で、実は「ざびえる」には「」と「」の2種類があるんですよ。これ大分県人でも以外に知らない人がいるのでは。

バター風味豊かな洋風の皮と、精選された純和風の白餡(銀)と、ラム酒に漬けたレーズンを刻みこんだ2種類の餡(金)が、遠い昔の府内の夢へと誘います。 50年以上愛され続ける大分の代表銘菓です。

ざびえる本舗 公式HPより引用

6個入りには「」と「」がそれぞれ3個ずつ入っています。パッケージの見た目がほとんど同じなので今まで気付かずに食べてたっていう人がけっこういると思う。

こちらは「」の「ざびえる」。

中には滑らかな白餡が入っています。これがバターの風味がよくて美味しいんですよ。お土産の代表みたいな商品なんですけど、それとは関係なくときどき食べたくなります。

こちらは「」の「ざびえる」。

見た目は全く同じですが中にラム酒に漬けたレーズンが入っています。味自体は「」とほとんど変わらないので知らないと気付かずに食べてしまいますね。

まさに和洋折衷なお菓子の「ざびえる」。とっても美味しいので食べたことがないという人はぜひ。

ざびえる」は大分駅のお土産販売コーナー、またトキハの地下2階などでも販売されています。ネットでも購入可能ですよ。

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