知る人ぞ知る駅前の自家焙煎喫茶店「煎豆屋」

実は40年超の老舗喫茶店

大分駅を出て徒歩2分ほど、産業通り沿いにあるこちらのお店。知る人ぞ知る自家焙煎の喫茶店「煎豆屋」。

いや、場所が場所だけにお店の存在を知っている人は多いはず。でも風景に馴染み過ぎて目立たない、かといってレトロというイメージでもないのであまり気に留める人がいないのかも。

実際、ネットで調べてもあまり情報が出てこないのです(2022.5.18現在)。しかし実は創業40年以上の老舗喫茶店なんですよ。

中へ入ると外観からはイメージできない見事な老舗喫茶店の風景。

入り口を入って左手には数々のコーヒー豆。緑色の札がお店のオリジナルブレンド、赤色の札が単一豆のようですね。

右側には焙煎気が鎮座しています。

このイスやテーブルなど惚れ惚れしますねー。また壁には壁画のような装飾が施されてなんとも凝った造りです。

これはコーヒー農園を描いてるんでしょうね。

この照明など開店当初からあるんだとか。年代物です。

やかんやシュガーポットがまたシブい。

ブレンドと厚焼きトースト

ドリップコーヒーはブレンドが4種類、ストレートが8種類ほど。特徴を詳しく説明してあるので注文しやすいですね。

アレンジコーヒーは「カフェ オレ」「ウィンナ コーヒー」「アイリィシュ コーヒー」など。ちなみに大分の喫茶店、カフェって「ウィンナーコーヒー」を扱ってる割合が高いような気がするんですが、気のせいかな?

「チーズケーキ」や「厚焼きトースト」などフードメニューもあり。「コーヒー ゼリー」をアレンジコーヒーのカテゴリに入れてるのがちょっと興味深い。

この日は「厚焼きトースト」と「マイルド ブレンド」をいただきました。

  • 厚焼きトースト(バター)(380円)
  • マイルド ブレンド(450円)

何気なく注文した「厚焼きトースト」なんですが、これがめちゃくちゃ美味しい! トーストなんてそれこそこれまでにいろんなお店で食べてきましたが記憶に残る美味しさですね。

特に何か特別なことをしているようには見えなかったのですが、焼き加減といい食べた瞬間にジュワっと溢れるバターの風味といい感動ものです。ぜひもう一度食べたい。

コーヒーは「マイルド ブレンド」を注文。「甘味、苦味、酸味の豆を程よくブレンドした・・・」と説明にある通りバランスの良い味。自分は酸味が強いのがちょっと苦手なのでこのぐらいがちょうど良いですね。

オーナーのコーヒー談義を聞いていて「ウィンナーコーヒー」の話題になったので、ちょっと飲みたくなって追加で注文しました。

そう言えば久しぶりに飲んだ気がしますね。冷たいクリームと温かいコーヒーのコントラストが印象的。後半は甘くてまったりしたホッとする美味しさです。

  • ウィンナ コーヒー(600円)

次回はストーレートのコーヒーを飲んでみたいですねー。それにコーヒーゼリーをはじめアレンジコーヒーにも気になるメニューがあるのでぜひまた再訪したいと思います。

店舗情報

住所 大分市金池町1丁目2-3
営業時間 10:00~19:00
休日
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