ここだけ昭和の時代のような雰囲気
どうですかこのシブい佇まい。南大分駅から歩いて10分ちょっとの県道601号沿いにある「かすが食堂」。こんな場所によくこんなお店が残っていた、と感心するほど素晴らしい外観。まるでここだけ昭和の時代を切り取ってきたという雰囲気の奇跡のような食堂です。
店内もまさに昭和の食堂といった雰囲気で実にいい感じ。こんなところにポツンとお店があってお客さんが来るんだろうか・・・ と思うのですが、向かいにパチンコ店があってそのお客さんがよく食事にやってくるようです。なるほどねー。
テーブル席も2卓ほどあります。奥に見えるのは小上がりの席でしょうか。
さて、こちらがメニュー。数種類の定食の他、焼うどん、やきめし、チャンポンなど、また納豆、冷やっこ、豚汁など単品料理もあります。
「焼魚定食」や「煮魚定食」がいかにも古い食堂らしくて食べてみたいと思ったのですが「ハムエッグ定食」を見つけたのでこちらに即決。
「ハムエッグ定食」って最近の食堂スタイルのお店では見かけますが、本当に昔ながらの食堂ではあまり目にしないメニューだと思うんですよね。というわけでちょっと気になったのです。
家庭的、そして意外にボリュームあり
来ました、こちらが「ハムエッグ定食」です。喫茶店のモーニング的な内容を想像していたので意外なボリュームにちょっとビックリ。
- ハムエッグ定食(800円)
サラダを敷いた上にハム2枚、目玉焼きも2つ付いています。これはなかなか食べ応えありそう。
付け合わせはマカロニサラダ、きんぴらごぼう、味噌汁、漬物。もちろん全て手作りでまさに看板に書かれた「おふくろの味」といった感じです。
目玉焼きはしっかり半熟。これをご飯にかけて卵かけご飯にして食べると旨いんですよね~。
都会にはまだこういった昔ながらの食堂が残っていたりするのですが意外と地方では少ないんですよね。やはり人が少ないとお客さんも減っていくので存続が難しいのではないのでしょうか。そういう意味ではこちらは大変貴重なお店だと思いますよ。
店舗情報
住所 | 大分市三ケ田町1丁目1-14 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
休日 |