半世紀以上続く老舗喫茶店
別府駅から駅前通りを5分ほど歩くと「別府銀座商店街」の入り口が見えてきます。駅前通りから流れ川通りまで約300mの長さを誇るこちらの商店街、設立は1975年(昭和50年)ということですがアーケードは1955年(昭和30年)にすでに設置されていたそうです。
この「別府銀座商店街」のちょうど中ほどにあるのが「喫茶なつめ」。創業は1963年(昭和38年)と、今年(2023年)で60年目を迎える老舗喫茶店です。
入り口には老舗喫茶店らしく食品サンプルが設置してあります。
店内の様子。椅子やテーブルはわりとシンプルですが雰囲気はやはり昔懐かしい喫茶店という感じがしますねー。
外観から見た印象とは違って店内はけっこう広くて席数も多い。ちょっとしたレストランといった感じ。
さて、メニューを見ていきましょう。さっそく1ページ目から「温泉コーヒー」というのが気になっています。温泉水で点てたといういかにも別府らしいメニュー。
その他のコーヒーメニューや・・・
「コーヒーフロート」「ソーダフロート」といった喫茶店らしいドリンクメニューも。
パフェも美味しそう。
喫茶店の「ぜんざい」って個人的に惹かれるんですよね~。10食限定ですか。
こちらはお店のオリジナルメニュー。「珈琲三昧」も気になります。
夏には季節限定のかき氷もあり。
その他、カレー、サンドイッチ、トーストといったフードメニューもあります。
コーヒーのスイーツ2種盛り
この日はスイーツメニューから「珈琲三昧」を注文。
- 珈琲三昧(880円)
- 紅茶(480円)
いつものようにコーヒーを注文しそうになったのですが、ふと「コーヒーだらけになるな・・・」ということでドリンクは「紅茶」にしました。
こちらが「喫茶なつめ」のオリジナルメニュー「珈琲三昧」。自家製のコーヒー牛乳プリンとコーヒーゼリーの2種盛りにバニラアイスを添えています。
コーヒーゼリーは喫茶店でときどき見かけますがコーヒー牛乳プリンは初めて見ましたね。3種類のスイーツが同時に楽しめる欲張りで楽しいメニューです。
しかしスイーツ自体もさることながらこの器がとっても興味深い。そもそもどういう用途で作られているんでしょう? 今でも売られているのかな?
お店の雰囲気もメニューもまさに正統派といった感じの喫茶店ですねー。まだまだ長く続いて欲しいものです。他にも気になるメニューがたくさんあったのでぜひまた再訪したいと思います。
店舗情報
住所 | 別府市北浜1-4-23 |
営業時間 | 11:00~18:30 |
休日 | 水 |