新銘菓が豊富に揃うお店
佐伯市の鶴望寺田にある「お菓子のうめだ」へ。手作りの洋菓子、和菓子を販売する佐伯市内では比較的大きなお店のようです。
お店の場所が市街地からはちょっと離れたところにあるので地元の人以外にはあまり知られてないのかな? 正直自分も最近までは全く知りませんでした。
以前紹介した「月うさぎ」もそうですがなかなか立派な店舗ですよね。
外観もそうですが店内もどちらかというと洋菓子のイメージが強いですねー。街のケーキ屋さんといった印象です。
入り口付近にあった「パスタでポン」というお菓子。なんか美味しそうですよ。
はっきり言って佐伯の銘菓では「挽茶まんじゅう」と「城山饅頭」くらいしか知らないのですが、こちらの「佐伯藩菊姫物語」と「歴史と文学の道」も佐伯銘菓とのこと。
佐伯市菓子組合内の有志が共同で開発した新銘菓なんだそうです。ですよね、昔からはなかったですよね。それぞれ「ブラウニー」と「ミルク饅頭」ということなので近年になって登場したお菓子だと思います。
「マリンレモン」こちらもたぶん新しい佐伯の銘菓かな? 「月うさぎ」にもありましたねー。
これは「お菓子のうめだ」を代表するお菓子と言っても過言ではないのでしょうか。5種類のお饅頭が1セットになった「さいきむすめ」。「新」と付いてるということはリニューアルしたんですかね?
宇目の名産である宇目和栗を使ったお菓子「宇目栗しぐれ」も美味しそう。
これもおすすめ「わらび野」と「佐伯小町」。
モンブラン、ティラミス、タルト、ロールケーキなど洋菓子類も充実しています。
「和菓子屋さんのアイスバー」ですって。興味ありますねー。
実は店内でイートインもできるんですよ。ケーキ類を注文するとコーヒーが1杯サービスされます。
吟醸あんを使った「さいきむすめ」
やっぱり一番気になったのがこちら「さいきむすめ」。
- 新さいきむすめ(10個入)(1,080円)
5種類のお饅頭がそれぞれ2個ずつ入っています。
「さいきむすめ」のお饅頭は「薄皮」「みそ」「利休」「抹茶」「チーズ」の5種類。それぞれ「吟醸餡」という、お店オリジナルのあんこが使われているそうです。
またこのあんの特徴は、皮をすべて剥ぎとって製餡する、「皮剥ぎあん」という点です。色は上品な薄墨、味もあっさりとして優しく味わい深く仕上がっています。お米を磨いておいしいお酒が出来上がる 吟醸酒にちなんで、吟醸餡と名づけました。
「お菓子のうめだ」公式HPより引用
■薄皮
これは見た目が「破れ饅頭」のようですねー。
味も「破れ饅頭」にそっくり。あんこがたっぷりなのが嬉しい。
■みそ
色を見て分かるように生地に味噌が練り込まれているようです。
食べるとほのかに味噌の風味。意外にも甘いあんこと相性がいいですね。
■利休
これはまさに「黒糖饅頭」ですね。
どことなく懐かしい味わい。あんこの味が繊細なので上品な黒糖饅頭といった印象です。
■抹茶
真っ白な生地に包まれいてるのは抹茶餡。
あんこには実は抹茶だけでなく、佐伯の特産「因尾茶」も使われているそうです。
■チーズ
最後は意外なところで「チーズ」。持ち運びの際にちょっと皮が剥がれてしまってますがw
こちらは生地が紅あずま芋と紅はるか芋をブレンドしたスイートポテトだそうです。そして中にはクリームチーズ。洋風のお饅頭といったところでしょうか。これが想像以上に美味しい!
というわけで「お菓子のうめだ」の佐伯銘菓「さいきむすめ」を紹介しました。「出雲堂」や「城山堂」の定番和菓子もいいですが「ちょっと違ったお土産を買いたい」というなら面白い新銘菓が豊富に揃っているのでおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 佐伯市鶴望寺田 2616-4 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
休日 | |
リンク | お菓子のうめだ |